アンティークコイン本物と偽物を見分けるポイントを徹底解説!

アンティークコイン本物と偽物を見分ける方法を紹介

近年、日本で多くの投資家から実物資産として注目されつつあるアンティークコイン

しかし、世界と比べると、日本におけるアンティークコインの認知度はまだまだ低く
情報量が少ないため、正しい知見を持ったアンティークコイン投資家が殆どいないということが現状です。

現段階で、アンティークコインについて多くの知見を持つためには、海外サイトまで目を通す必要があるのです。

残念なことに新興の物には「詐欺」というものが付き物です。
情報量が少ないということは、判断材料が少ないということです。
詐欺集団は判断能力が低い人をターゲットにして、お金を稼いでいます。

それでは、偽物を掴まされないために出来ることはないのでしょうか??

アンティークコインというのは、決して安い買い物ではありません。
大切な資金を投入するわけですから、本物と偽物を見分ける最低限の判断材料は身に付けておきたいところです。

今日は、アンティークコインの本物と偽物を見分けるポイントを紹介していきますので、
1個ずつ覚えていきましょう。

アンティークコインの販売形式の違いを理解しよう

アンティークコインの販売形式

販売形式って全部同じでしょ?と思った方もいらっしゃるかと思います。
実はアンティークコインは、国によって販売形式が異なります。
文化の違いがアンティークコインの販売形式にも影響を及ぼしているのです。

ヨーロッパの販売形式

ヨーロッパのアンティークコインの販売形式

アンティークコインのルーツは、ヨーロッパ諸国が中心となっています。

イギリスやフランスといったヨーロッパ諸国では、まずアンティークコインを実際に手にして素材の感触や重さを楽しみます。
そして、傷がついてしまったり、壊れてしまったりした物でも修理して大切に長期間保有するという国民性があります。

投資観点は勿論のこと、アンティークコインを収集する楽しみの観点も重要視されるのがヨーロッパ諸国なのです。

アメリカや日本、中国の販売形式

アメリカのアンティークコインの販売形式

1776年に、ヨーロッパから独立したアメリカはまだ240年程度の歴史しかありません。
そんなアメリカは、現在資本主義の国として世界に名を馳せています。
ユダヤ人の教えが反映されている国であり、お金がお金を生む金融国家となっています。

そんなアメリカでは、収集というよりは、投資による観点が強く、
アンティークコインの状態の良さが重要視されています。

アメリカだけでなく、アンティークコインの歴史が浅い日本、香港、中国、シンガポールも、どれだけコインが綺麗なのかという点を重要視しています。

そのため、アンティークコインを販売する際は、基本的にPCGSやNGCといった鑑定会社のスラブケースに入っている物を多く取り扱うのです。

本物と偽物のアンティークコインを見分ける方法

アンティークコイン偽物を見分ける方法

販売形式の違いを理解したところで、次は、本物と偽物を見分ける方法を身に付けていきましょう。

PCGSやNGCといったアンティークコインの鑑定会社が、偽物を淘汰するために日々対策をする努力をしています。

しかし、大切なのは、鑑定会社に任せきりにするのではなく、アンティークコインに対する知識をつけて、基礎的な部分は自分でも判断出来るようにすることです。

先にも述べたように、判断材料は1つでも多い方が、偽物を掴まされる確率が低くなるのです。

【偽物を判断する方法①】PCGSやNGCの鑑定済みかどうか

まずはやはり、購入するアンティークコインがPCGSやNGCといった
第三者鑑定機関の鑑定を受けているかどうか確認しましょう。

鑑定済みのアンティークコイン

コインの上部に、バーコードがついた台紙が入っていれば鑑定済みということになります。しかし、この台紙が入っているから大丈夫だと安心してはいけません。

例えば、この台紙が偽物で記載のコードやグレードが適当な物だったらどうでしょうか??

実は、PCGSやNGCスラブケースに入っている場合、確認しなければならない事が沢山あるのです。

台紙に記載のコードを照合する

PCGSもしくはNGCといった鑑定会社で鑑定済みのアンティークコインには、1つ1つIDが割り当てられています。

鑑定会社では、鑑定済みのアンティークコインを全てデータ化しているので、
IDを打ち込むことで該当のアンティークコインの画像を表示することが出来ます。

台紙に記載のIDを入力してみて、照合しましょう。

鑑定済みのアンティークコインを照合
  • PCGSで鑑定済みのアンティークコインを照合する
  • NGCで鑑定済みのアンティークコインを照合する
【PCGS社のID記載位置】PCGS社のID記載位置
【PCGS社のID入力先】PCGS社のID入力先
【NGC社のID記載位置】NGC社のID記載位置
【NGC社のID入力先】NGC社のID入力先

IDを入力して照合することで、該当するアンティークコインの価格推移や、現存枚数、
オークションでの落札価格と様々な情報を確認することが出来ます。

台紙に記載されている文字のフォントや間隔、色味

台紙には、コインのグレード、ID、年代、名前が記載されています。
各文字の太さやガタつき色味、文字と文字の隙間の広さを確認しましょう。
偽物は、文字が細かったり、色が薄かったりと、僅かな違いですが
フォント感がずれている場合が多いのです。

販売しているアンティークコインの写真が見えにくかったり、ピンボケしていたりする場合は、フォントを誤魔化している可能性が高いので、避けるようにしましょう。

スラブケースの爪の位置やコインの角度

スラブケースには、アンティークコインを固定するために4つの爪がついています。
爪とコインの位置関係が、照合して出てきた写真と同じか確認しましょう。

スラブケースに一度入れたら、中に入っているコインが回転して動いてしまうことはまずありません。
収納されているコインの角度もズレがないか見るようにしてください。
もし、角度が違う場合は販売元に理由を聞くことをおすすめします。

スラブケース自体の色や傷

コインの状態が確認出来たら、最後にアンティークコインを収納しているケースその物を確認します。
スラブケースは樹脂で作成されています。

スラブケースはAmazonや楽天といった通販で誰でも気軽に手に入れることが出来ます。

ケースにヒビが入っていたり、黄ばんでいないか、傷がある場合は、傷の位置関係を
1つ1つ確認
して下さい。

1個でも整合性が合わない場合は、販売元に問い合わせをして、ズームアップした写真を別でもらうなどの対応を取りましょう。

【偽物を判断する方法②】アンティークコインに対する知見を深める

PCGSやNGCといった鑑定会社のスラブケースに入っているから大丈夫だと
安心するのは禁物です。

スラブケースは、専用の機械を使うことで破損させることなく分解することが
出来るのです。鑑定書はそのままに、中身だけ入れ替えてしまえば、鑑定済みの偽物が出来上がってしまいます。

ここで重要になるのが、購入するコインに対してどれくらいの知見を持っているかということです。
多くのアンティークコインを見ていると、徐々にコインのグレードが適切かどうか判断することが出来るようになってきます。

アンティークコインに対する知見を持つことで、コインの状態が、記載のグレードからかけ離れていることや、適正価格がズレていること、記載の名前と収納されているコインの種類が違うことに気付くことが出来ます。

日本において、アンティークコインの情報は少ないですが、
アンティークコインショップに行くことで深い知見を持った店員さんがアドバイスをくれるので、時間がある方は実際に店舗に通ってみることをおすすめします。

下記の記事は、日本で信頼性の高いアンティークコインの取り扱い店の評判をまとめたものになりますので、店舗に行くことを検討している方は、一読してみると良いでしょう。

コインパレス評判・口コミ コインパレスの評判・口コミって実際どう?特徴やメリット・デメリットを徹底解説! ユニバーサルコイン 評判 ユニバーサルコインの評判・口コミって実際どう?特徴やメリットデメリットを徹底解説!

また、海外では偽物のアンティークコインの情報を集めて公開しているサイト
もあります。

【偽物を判断する方法③】販売元が信頼できるか

アンティークコインを購入する際に一番重要なのが、販売元です。
販売している所が、PCGSやNGCの認定を受けているか、IAPNといった
アンティークコイン業者の団体に加盟しているか
確認しましょう。

PCGSやNGCの認定を受けているのか、IPANに加盟しているか

IPANとは?
IPANとは、アンティークコイン専門家の団体です。
IPANに加盟していて、偽物を販売した場合、その品物と引き換えに
購入金額を全額返金する必要があります。

IPANは世界的に見て、加盟基準が非常に厳しい団体です。
そのため、加盟しているというだけで、その販売元は信頼性が高いということになります。

また、アンティークコインを取り扱い始めてどれくらいの歴なのか、知見を持った鑑定士がいるのかも確認しておくと良いでしょう。

【偽物を判断する方法④】販売元が保証制度を導入しているか

購入後のアフターサポートもしっかり確認する必要があります。

アンティークコインが偽物だった場合は、全額返金保証をしている店舗は数多くありますが、グレード保証に関しては、保証している店舗としていない店舗があるので、購入前に店舗のスタッフに保証内容を聞くようにしましょう。

グレードが保証されているアンティークコインは、スラブケースにCAC社のステッカーが貼ってあります。

グレード保証をしているCAC社

【偽物を判断する方法⑤】フリマアプリやオークションサイトでの購入はしない

フリマアプリやオークションサイト

現在、ヤフーオークションや、ebay、メルカリ、ラクマといったオークションサイトや
フリマアプリなどにより個人が簡単にアンティークコインを出品することが出来るようになりました。

流通量が増えて、安くアンティークコインを購入することが出来る反面、
偽物の横行が激しいことも事実です。

もし、購入を検討している方がいらっしゃいましたら、
出品者の評価・口コミを確認したり、出品者とこまめに連絡を取り
信用できるのかどうか判断してください。

購入前に、信頼できるディーラーや、店舗のスタッフに写真を見せるなどして判断を仰ぐこともおすすめです。

安物買いの銭失いにならないように、オークションサイトやフリマアプリで
アンティークコインを購入する際は細心の注意を払うようにしてください。

まとめ

いかがでしょうか?今日は、アンティークコインの本物と偽物を見分ける方法を紹介しました。
偽物を掴まされないために、購入前にこの記事を一読してみると、矛盾点に気付きやすくなると思います。

ご自身の資産を守るために、正しい知識を身に付けて、アンティークコインに対する知見を深めていきましょう。

本物と偽物を見分ける方法
  1. PCGSもしくはNGCの鑑定済みか
  2. アンティークコインに対する知見を深める
  3. 販売元の信頼性が高いか確認する
  4. 販売元の保証内容がしっかりしているかチェック
  5. オークションサイトやフリマアプリでは購入しない