アンティークコインを売却するときに絶対に気を付ける5つのポイントと税金について

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アンティークコインの売却方法

アンティークコイン投資に興味がある方は利益確定=出口をしっかりと見据える必要があります。

今回は、アンティークコインをできるだけ高く売却するためにその方法とメリットデメリットのご紹介。

また、かかる税金や売るためのポイントをご紹介いたします。

一口にアンティークコインを売却するといっても売り先はどちらでしょうか?業者ですか?それともご友人や知人など相対取引でしょうか?

アンティークコイン業者に売却

まずアンティークコインを売却することにおいて、第一選択肢に入り、スピードと価格のバランスがいいと考えられる選択肢はアンティークコイン業者に依頼することです。
アンティークコイン業者はその取り扱ってきた経験からほとんどのケースで間違いのない選択肢となることでしょう。

メリット
地金価値ではなく、正当にアンティークコインの価値を判断してくれる
金額が明瞭なため、手続きが楽
複数の業者に鑑定を依頼することによりある程度高額で売却することが可能
即日で売却が可能
デメリット
そもそも業者に対して買取を依頼しているため相場平均よりは低い金額になる傾向
100%の精度ではないので他の複数の業者に依頼をかける必要がある
そもそも国内アンティークコイン業者が少ないため地理的に遠くなってしまう可能性が高い

アンティークコイン業者に売却する際の流れ

STEP.1
業者依頼
自身で持ち込み又は郵送にて業者にアンティークコインを渡す。
STEP.2
査定
業者からの査定、及び結果の通知
STEP.3
売却
査定額に対して同意

オークションで出品

メリット
高額で落札されるケースがある
デメリット
そもそも出品までの手続きの工数が重
国内の場合は年に数回しか大きなオークションが開催されない
不落(入札者なし)になる可能性がある

オークションで出品する際の流れ

STEP.1
出品依頼
オークション運営会社に出品依頼を提出
STEP.2
最低入札価格など決定
オークション会社が最低入札価格などを、出品者と話しながら進めていく
STEP.3
オークション実施
実際にオークションで出品、掲載される。
落札
STEP.4
入金
落札価格から手数料(通常10%)を差し引いて入金

金の買取業者

メリット
即日で、すぐ地金として買取を行ってくれる
貴金属買取業者全国多数あるためコストがかからない
デメリット
アンティークコイン業者よりも割安になる
アンティークコインの価値や真贋を見極めることができないためプレミアなどは考慮されない

アンティークコイン業者に売却する際の流れ

STEP.1
業者依頼
持ち込み又は、出張買取を依頼
STEP.2
査定
業者からの査定、及び結果の通知
STEP.3
売却
査定額に対して同意

アンティークコイン売却した際にかかる税金

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アンティークコインの売却で気になるのは税金です。理想通りの利益が出たとしても税金でその利益が相殺されてしまっては投資した意味がありません。

投資と税金は切っても切り離せない関係にあるため、注意深く税率計算を行って投資と利益のバランスを保ちましょう。

アンティークコインの税率は個人の所得によって左右されるためここでは原則の計算式をご紹介します。

アンティークコインの保有期間によって、税率が変わるので二つ紹介します

アンティークコイン売却における税金計算
  • 短期保有(保有期間5年以下)売却金額 – 購入金額 – 譲渡費用 = 短期譲渡所得
  • 長期保有(保有期間5年以上)(売却金額 – 購入金額 – 譲渡費用)* 50% = 長期譲渡所得

アンティークコイン投資において売却時の税率は収益のうちの大部分を占めるので、長期保有を証明するための領収証等は確実に保管するようにしてください。

購入金額が分からない場合はさらに税率が上がることになってしまう為、どれだけ価格が上がったとしてもそれは税金でなくなってしまう可能性があります。

また税率計算は個人の所得計算を行わいないと確定することができません。ご自身の確定申告の段階で税理士と相談してベストな選択肢を模索してみてください。

アンティークコインを売る時の5ポイント

そもそも売らなければならない状況を避ける。

アンティークコインを売却するとき、それは買うとき以上に重要な決定となります。全ての投資行動の中で利益確定させるという行為が投資対収益を決定づける大きな要因です。
基本的にアンティークコインを売却する方法は多岐にわたりますが、すぐに売らなければいけない状況になってしまた場合。オークションの日付を待っている時間がない可能性があります。
そういったケースでは得てしてアンティークコイン商であったり、地金価値としてしか鑑定能力のない業者への売却も視野に上がることでしょう。
もちろん地金価値のみで含み利益が発生している場合は損失を生むこともなく楽に利益を確定できますが、本来のアンティークコインの価値から鑑みるにそれは損失とみる他ありません。
なにせ、時間をかければ十分価値を算出して売ることができるのですから。

売却タイミングを見極める

アンティークコインを売却するタイミングで一番いいのはもちろん大人数が参加するフロアオークションです。
日本においては日本コインオークションというのが年に2回ほど開催されています。
基本的に冬と夏に分かれて大きなオークションが開催されます。
https://www.ncanet.co.jp/
近年アンティークコインのオークションもフロアで行われているものから、インターネットで参加するオークションも増えております。
まだまだ、日本市場は競争率が低いですが、今後の成長率を見ると今のうちに参加して生でオークションを体感してみるのも悪くないでしょう。

そのほか世界のコインオークションの一覧は下記から探せます。
https://coins.ha.com/heritage-auctions-schedule.s?print-version=yes

第五十一回日本コインオークション(フロアオークション)


鑑定機関(グレーディング会社)に鑑定してもらう

おおよそ、アンティークコインを購入するにあたってほとんどのアンティークコインはすでにNGCやPCGSなどのアンティークコインの鑑定力のある第三者機関に依頼されており、スラブケースに入っているアンティークコインお持ちかとは思います。
ですが、仮に鑑定前のアンティークコインでは、オークションにおいて、思ったより値が付かないケースがあり得ますし、その時点で真贋が見極められていないとみられても仕様のないこととなってしまいます。
どんなプロでも鑑定書がついている方が安心してグレードを勘案することができる為、仮に鑑定前であれば確実に行うようにしましょう。

自分のアンティークコインの相場はかかさずチェック

アンティークコインの市場は主にコレクターが形成している為、流行や廃りが絶えず発生しています。
これは近年、中国、ロシアのコインが値上がりした経緯もあるのですが、保有コインにおいて、話題に上がったりオークションの履歴から自分のコインの価値が上がっていそうか銅貨を見極める必要があります。
アンティークコインは長期保有に向いた資産の為、毎日欠かさずチェックするのは難しいにしても、オークションの履歴や中の良いディーラーから聞き出すといった方法などご自身にあった情報収集を見つけてください。

一番避けなければいけないのは十分な利益を生むアンティークコインをそのまま保有し続けることです。
十分に利益の出たアンティークコインは利益確定をして、次の投資につなげることです。

スラブケースは綺麗に、古くても綺麗が一番

アンティークコインを綺麗に保存するために必須なスラブですが、汚してしまっては見栄えが悪いだけでなくスラブから出すこと自体稀なアンティークコインの業界ではスラブケースをいかに綺麗に保存しておくかが鍵になります。
オークションでアンティークコインの実物を目にして綺麗なケースと汚いケースでは価格にも大きな違いが出てしまいます。

しかし古いスラブケースは問題ないです。長く業界に居続けるディーラーたちにとって、古く綺麗なスラブケースに入っているアンティークコインは、当時の価値よりも上昇しているケースが多く。
今まで世に回っていなかっただけあり現代ではプレミアがついている可能性があるからです。
また、古いのに綺麗というは長い時間大事にされてきた証左でもあります。